2010年 8月 の記事

8/25

はい皆さんこんにちは。催事後のバタバタも落ち着き、先日は新規のお客様のレッスンのため朝から大掃除をしておりました。窓を全開に開け放ち床を拭き拭き机をゴシゴシ。するとブーンペチペチと寒気がするような羽音が接近してくるではありませんか。これは・・・蝉です。それはそれは立派なアブラ蝉が網戸にへばり付き、至近距離でこれでもか!というくらいの爆音を奏でました。デシベルでいえば115くらいですかね。大人になってから妙に虫が苦手になってしまった私ですが、網戸という絶対的な防護壁に護られているため、うるさいな~!とちょっと強気な心構え。しかし迷惑だと思いながらも短い命を最後の最後まで燃やし尽くすかのような、その狂った鳴き様を見ていていると、何とも切なく、時間の大切さを考えさせられました。何年も暗い土の中で暮らし、子孫を残すために一週間の必死の旅へと進む蝉。炎天下の中、太陽の陽を浴びて短命をいっぱいに花開かせるその生き様は人間も同じなのかなと。きっと土の中で息絶えたやつもいるだろうし、地上に出ればうるさいといわれ、人工的な光のまやかしに命を落とす者もいるだろう。当然鳥に食べられたり。それでもはるか昔からの遺伝子に組み込まれた本能という地図が、あるべき場所へと誘い、やるべき事を教えてくれるのだと。そして自己同一性を考え、そこから生まれるであろう自尊心を持ったものだけが進化への一片となる。人間も同じですよね。だから、蝉の一生=人生の縮図=時間を大切に=Let’s enjoy craft! そう!無駄な時間なんてありません!時間を持て余してる人は物作りを楽しみましょう! ちょっと長文になっちゃった。

6月中旬 ヨースケ君 ブローチ制作・前回の続き

ライン彫りのあと不要な部分を抜きまくりました。最初はドリルで穴をあけ、そこからスパチュラーやデザインカッターで切削して行きます。メインになるハトの部分も凹凸もつけ半立体的にします。細かい所も良く出来ていますね。

途中で何度か重さを計り、銀になったときの重量を計算します。この時はまだ少し重かったので裏から削り、強度・重量共にベストなバランスに仕上げます。抜きの部分も細部に亘り綺麗に仕上げていきます。

ここで私が登場。難しい仕上げをサポートします。部分的に難易度が高いデザインだったので、そんな時はこうして実演しながら教えます。ヨースケ君は私の道具の使い方とかも見ながら勉強しているみたいです。

これでWAX原型の完成です。楕円も反りも綺麗です、羽の細かい部分まで根気良く彫り、非常に素晴らしい作品が完成しましたね。WAX1作品目にしてはかなり上出来です、自分が初めてWAXを彫った時は何度も何度も失敗して、思っている形にするまで相当の時間が掛かりました。

このWAX原型をキャスト(鋳造)して銀にします。次回は銀になったブローチを仕上げます!目に緑色のシグニティーCZを入れるんですよ☆ それでは次回をお楽しみに!

8/19

先日無事に日本橋三越での催事が終了しました。多種多彩な熟練の作家さん達に混じって若輩ながらに奮闘~何とか目標売り上げを突破する事が出来ました。物を売る事の難しさと皆さんの愛情を感じた5日間、作家さん達との交流もありとても勉強になった5日間でした。お盆の暑い中、足を運んでくださった皆さんに心から感謝します、心のこもった差し入れなども沢山頂きまして本当にありがとうございました。これからも沢山の方に気に入ってもらえる作品を作って行きたいと思いますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

8/14

本日、日本橋三越での催事初日でした。重たい荷物を両手に抱え、6時の電車でいざ日本橋へ!早朝のため室内の空調が一切なく、地獄のような蒸し暑さの中、汗をダラダラ流し何とかセッティング完了しました。何もかもが初めての環境、もちろんお客様の層も全くもって異質でございました。多分、出展者の中で私が最若年ですね。熟練の作家さんに様々なアドバイスを受けながら何とか初日を終えました。とても勉強になった一日、おそらく一生に一度しか経験する事の出来ない五日間、そう思うとこの五日間をより大切に、実のあるものにしたいと思いました。本日来てくださった方、購入してくださった方、ありがとうございました。明日も多くの方に自分の作ったジュエリーを知って頂けるよう頑張ろうと思います☆

『初秋を彩るクラフトフェア』

日本橋三越本館 7階 催事会場

8/14土~8/18水

10:00~19:00

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Profile

Ryota Maeno

1981年 埼玉県生まれ
日本デザイン専門学校工芸科卒業。
ヒコみづのジュエリーカレッジJD科卒業。

ストリートファッション系シルバーアクセサリーのブランドとしてemergeをスタート。
展示会などを通じて評判になり、数々のファッション雑誌等に掲載される。
原宿、中目黒のショップで販売を開始し、好評を得る。
有名ブランドと契約し、デザイナー、企画、原型制作などに携わりながら、emergeを展開。
今春、ゴールドや宝石を使用した、より上質でラグジュアリーなブランドへとシフト。
ストリートから芽生えた力強いセンスと長年の経験に鍛えられた繊細な技巧で、メンズ・レディスにとらわれない新しいスタイルを提案し、注目を集めている。
2010年3月、emergeの運営会社として株式会社スタウトを設立し、代表取締役を務める。